【試合前】急速な物語の裏側とは?ケニー・オメガの今後を妄想
スポンサーリンク
「3WAY」
IWGPヘビーの3WAYは滅多に見られません。
KING OF PRO-WRESTLING
IWGPヘビー級選手権試合3WAYマッチ
ケニー・オメガ VS Cody VS 飯伏幸太
出典:新日本プロレス
ケニー・オメガ、Cody、飯伏幸太によるIWGPヘビー級選手権試合3WAYマッチが行われます。
IWGPヘビーのタイトルマッチで3WAYとなるのは珍しく、また今をときめくゴールデン☆ラヴァーズに加え、US王座を戴冠したばかりであるCodyを加えた豪華な顔ぶれになります。
この試合まで物語をざっくりお届け。
▼ケニーと飯伏の再戦と思いきや・・・
事の発端は9.14広島、石井智宏とのIWGPヘビー級選手権試合に勝利した後のマイクでした。
9.14広島
ケニー「だからさ、大阪城ホール終わってから言ったんですよ。いつでもどこでもいいですよ」
飯伏「ケニー、俺らの約束を果たそう」
ケニー「そうか、約束があったんだね。だからさ、どこに行っても、どこの国に行くとしてもゴールデン☆ラヴァーズが同じ気持ちで同じ心で闘っていきたいと思います。どんなベルトよりもゴールデン☆ラヴァーズ一番大切にしている」
引用:新日本プロレス
突如明かされた"約束"、2人の対戦を示唆するものなのか?
この日のコメントではその真意を知ることはできませんでした。
物語が動いたのは9.30アメリカ大会でした。
9.30アメリカ
ケニー「飯伏…10年の約束を守ると決めたとき、俺たちは元いた場所を離れ、ファンも置き去りにした。そして何よりも、俺たちのシングルマッチを観たいと願っている人たちを落胆させた。再戦を観たいと思っている人たちを。(※日本語で)飯伏さん、約束があったんですけど。世界のお客さん、新日本のお客さんが私たちのシングルをまた観たいですよ。ね? (※英語で)いま言ったことを日本語に訳しただけだよ。(※日本語で)だからさー飯伏さん、もう1回試合しよう。(※英語で)約束を破って、リマッチをしよう。それも次のビッグイベントで。両国国技館で」
引用:新日本プロレス
約束とはケニーと飯伏は戦わないこと。
その約束を果たすことで、二人の戦いを望む人たちを落胆させてきたこと。
戦わないという約束を破り、試合をしたいということ。
その2人に割って入ったのがCodyでした。
かつてリーダーの座を争った間柄ですが、現在和解しています。
ファンのため、プロレスの良さを伝えるため、ケニーが承諾し3WAYマッチが成立することとなりました。
BULLET CLUB ELITEの中心であるこの3人、どのような景色を見せてくれるのか、注目です!
ざっくり!
【情報更新!】10月7日(日)15時~ 水道橋・ラクーアガーデンステージにて、 10.8両国の“公開記者会見”を実施!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年10月4日
●IWGPヘビー級選手権試合3WAYマッチ
ケニー・オメガ、飯伏幸太、Cody
●IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦
棚橋弘至、ジェイ・ホワイトhttps://t.co/6gwMkqyEeA#njkopw #njpw pic.twitter.com/kWSLcuXtex
▼気になる・・・
しかし今回1つだけ、ずっと気になっていることがあります。
それは・・・
ケニー、急いでいる?
ケニーと飯伏は今年のG1で対戦をしています。
この試合後、このようなコメントを残しています。
8.11武道館
ケニー「でもやっぱり、自分のパートナーともう、戦いたくない。特別な場所じゃないとね。特別な会場じゃないと。」
引用:新日本プロレス
大事なパートナーである飯伏だからこそ、直接戦うことに複雑な感情を持っていました。
あれから2ヵ月弱、約束を破ってまで再戦する必要があるのでしょうか?
G1のリーグ戦と違い、ケニーは対戦相手を選ぶことができます。
ではなぜなのか?
仮説①新日本を退団する
IWGPヘビーを戴冠したことで、1つのゴールを迎えた印象があります。
次なる"物語"へ、新日本に留まるのではなく新たな環境を求めるのではないでしょうか。
考えられるのは、新団体の立ち上げです。
ALL INの成功で運気が高まったと考えられます。
ELITEの同胞、CodyやヤングバックスとROHの契約が来年切れるという情報もあり、このメンバーを中心に行っていくのではないでしょうか。
(もちろんWWEという戦も捨てきれませんが)
仮説②体の限界
ケニー・オメガと言えば「アスリート・プロレス」の代表する選手の1人です。
鍛え上げられた肉体から繰り広げられる華やかな技の応酬、時には危険技も顧みないスタイルは見るものを魅了します。
しかし、その代償はレスラーの身体を蝕みます。
怪我、そして身体の衰えとともにアスリート・プロレスは困難になります。
ケニー自身も満身創痍なのでしょう。
今のスタイルで出来る時間はそう長くはない。
レスラーとしてのピークを迎えている今だからこそ、盟友である飯伏幸太と試合がしたいのではないでしょうか。
どちらにせよ、ケニーに残された時間はそれほど多くはない。
となれば今回唐突ともいえるタイトルマッチにも説得感が出てきます。
1人のファンの妄想として書かせていただきました。
願わくば新日本プロレスでのケニー・オメガをもっと見ていたいです。