プロレスって、知らない?

新日本プロレスの"物語"をざっくりお届け。そう、ざっくり!

遺恨マッチと2人の男の行方~内藤哲也VS鈴木みのる〜DESTRUCTION 9.17 別府


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「遺恨マッチ」

 

遺恨…なにかあったっけ?

 

DESTRUCTION in BEPPU
スペシャルシングルマッチ
内藤哲也VS鈴木みのる

f:id:lunachom22:20180916141427j:image

引用:@njpw1972

 

youtu.be

 

4.29熊本で行われたIWGPインターコンチのタイトルマッチ、内藤哲也がベルトを奪取しました。

 

そこから約5ヵ月、スペシャルシングルマッチとして同じ顔合わせが実現します。

 

プロレスの"物語"をお届けすることをコンセプトにしている当ブログですが・・・

 

何かあったっけ?と思わざるを得ない、というのが正直なところです。

ざっくり書くにも書きようがない!

 

なのでこの試合の意味をここ最近考えていました。

1人のプロレスファンの妄想としてお付き合いください!

 

まずは鈴木みのるです。

 

9.15広島でのコメントがこちらです。

 

9.15 広島

 鈴木「俺が内藤とやる理由? やる理由? 内藤が言ってる『やる理由』。そう、『G1(CLIMAX)』を一戦一戦見逃さずに、中継見てたプロレスファンと同じこと言ってんな、お前な。俺があいつを殴る理由、目と目が合ったからだ。俺の前に立ったからだ。それ以外の理由なんかあるか。俺と目と目が合った。ほかにケンカする理由あるか? (※某記者に詰め寄りながら)ああ? あるか? あるのか? あんのか、オイ? 俺がな、相手ブン殴る理由はただひとつ。俺の方が強いと、力を誇示するためだけだ。ほかになんかあってたまるか。別府、内藤、お前そこで、お前の被ってるそれ、そのツラの皮、全部剥ぐぞ。そして、ニセモノのカリスマ、内藤、化けの皮すべて剥いで、俺は次に行く。そう、次と言ったら、あそこだ……

引用:新日本プロレス

 

みのるが言う次と言ったらもちろん、

 

「IWGPヘビー」

 

6.23大海賊祭の試合後のマイクにおいても、

IWGP、あれは、俺の予約済みだ」との発言をしておりました。

 

そう、プロレス王が求めるのはあくまでもお宝であります。

NEVER、ICを取ったら次はIWGPへ狙いを定めるのは必然となります。

 

しかし、現王者のケニー・オメガを下した石井智宏との試合が組まれるため、9月の段階で挑戦は不可です。

(昨日のケニー石井戦は壮絶でしたね!感想書こうかな・・・)

 

となると今回のスペシャルシングルマッチ、G1後のテーマがない(あぶれてしまった)選手同士だから組まれただけ、ということになってしまいます。

 

内藤に関しては1.4東京ドームでオカダ・カズチカに敗れてから、ここまでテーマのない状況が続いているように感じます。

 

内藤自身を「ベルトを超えた存在」と言ってしまっているが故に、自ら行動を起こしていくということが難しくなっているという印象です。

 

NJCやG1の優勝者によって行われる、言わば「会社が決めた規則」に則った形でしかベルト(特にIWGP)に挑戦できません。

(「ベルトを超えた存在」なのにどうしてベルトを欲しがるの?となってしまう)

 

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、そして内藤自身の人気は健在ですし、もう一度IWGPのベルトを巻く内藤を見てみたい!ハポンの大合唱が聞きたい!

ファンの期待に答えるため、内藤が今後どのような行動を起こすのか、注目です!

 

さて、今回内藤は別府大会での試合順について、NEVERのタイトルマッチを戦う後藤とタイチに絡んでいきました。

 

反論するタイチは大阪で以下のようなコメントをしています。

 

9.13大阪

タイチ「NEVERのこと、アイツさぁ、すっごい昔にこんなことも言ってたらしいな。『NEVERのベルトを僕が、IWGP、いやそれ以上に、僕が価値を高めたいと思います!』って、言ったらしいな。ふ~ん……。で、どうなった? 提案者さんよぉ、その後どうなった? テメェの手でできねぇと見るや否や、お手上げで放置か。それで歴代のチャンピオンがNEVERにガタガタガタガタ言って否定して、テメェを正当化しようとして、そんなんじゃ、言ってることの筋が通らねぇんじゃねぇのか!?」

引用:新日本プロレス 

 

元々NEVERは内藤の発案で出来たベルトです。

タイチがこの発言をすることを期待して絡みにいったのでは?と考えます。

 

その心は・・・

将来的なNEVER戦線への参加

 

自分自身"物語"を作りにくくなっている現状、ベルトの発案者が価値を上げるため、という名目であれば話は通ります。

 

そして目指すのは・・・

「中邑真輔のインターコンチ」

なのではないでしょうか。

 

ICを自分の色に染めていった中邑のパターンがありました。

これをNEVERで内藤が行うことにより、様々な"物語"が作れますし、何よりプロレスラーとしての価値をより一層高めることができるのではないでしょうか。

 

 

▼タイチがNEVERのベルトを取った場合についてはこちらに書きました。

www.dykpro-wrestling.com


 

色々な妄想ができるのもプロレスの醍醐味だと思います!

(外れたら外れたで楽しい)

 

注目の別府大会は明日!

それでは。