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【試合前】YOSHI-HASHI争奪戦?CHAOSお家騒動勃発~棚橋弘至 VS オカダ・カズチカ~DESTRUCTION 9.23 神戸


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「混沌」

 

まさにCHAOSな展開になってきました。

 

 

DESTRUCTION in KOBE
東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦
棚橋弘至 VS オカダ・カズチカ

 

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出典:@njpw1972

 

 

 

G1を制した棚橋弘至が得た東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利書。

 

防衛相手に選んだのは完全無欠のレインメーカー、オカダ・カズチカでした。

 

オカダが凱旋して棚橋からIWGPを奪取(レインメーカーショック)、そこから幾多もの名勝負をしてきた両雄です。

 

今年の対戦成績は棚橋の1敗1分。

 

今年初対決は5.4福岡。

V11を達成したオカダの次期挑戦者として立ちはだかったのか、同じくV11の記録を持つ棚橋でした。

 

30分越えの熱戦を見せるも敗れ、V12を阻止することが出来ず。

改めて世代交代を感じさせる一戦となりました。

 

再起を懸けたG1、8.10武道館。

引き分け以上で決勝進出となる戦いの相手は5月に敗れたオカダでした。

 

結果は30分時間切れの引き分け。

3ヶ月前の借りを返す形となった棚橋の決勝進出となりました。

 

とはいえ引き分けでは納得いかないと、権利書の防衛相手にオカダを指名、9.23神戸での一戦が決まりました。

 

ざっくり!

 

 

 

 

しかし今回の一戦、この2人だけの物語ではなくなってきました。

 

キーワードは「YOSHI-HASHI」

そして「ジェイ・ホワイト」

 

 

事件は9.15広島で起こりました。

 

 

第8試合 30分1本勝負
本間朋晃、真壁刀義、棚橋弘至
VS
ジェイ・ホワイト、YOSHI-HASHI、オカダ・カズチカ

 

YOSHI-HASHIと棚橋の場面。

棚橋を羽交い締めに捉えたところでオカダがフロントキックを繰り出します。

しかしこれを棚橋が交わし、YOSHI-HASHIに痛恨の誤爆。

これを勝機と見た棚橋が丸め込み3カウントが入りました。

 

試合後、この誤爆に激怒したYOSHI-HASHI。

オカダに対して怒りを露わにし、1人先に退場してしまいます。

 

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出典:新日本プロレス

 

翌日9.16下関、そして9.17別府でも2人の溝は深まるばかり。

 

それどころかオカダはジェイとも揉めるなどCHAOS全体に不穏な空気が流れ始めました。

 

 

9.17別府ではジェイの誤爆も受けたYOSHI-HASHI。

 

CHAOS加入後から不穏な動きを見せるジェイ・ホワイト、この混沌な状況のキーマンとなりそうですが…

 

※ジェイについては改めて書きたいと思います。

 

その他、Roppongi 3Kにも不穏な空気を感じます。

 

バックステージにていつもの3Kサインを求めるロッキーに対して、SHO・YOHはなぜかグータッチ。

 

9.17広島
ロッキー「それじゃない! それだとタグチジャパンだ! (※薬指を折っての3Kサインを示して)これだ、これ! ROPPONGI 3Kはこうするんだ!」
※しかしYOHとSHOは「イエス、イエス」と言いながらも、拳を合わせるようなポーズを続ける。
ロッキー「違う! こうだ、こう(※と3Kサインを見せる)。バカ野郎。あとで話し合おう(※と言って先に引き揚げる)」
YOH「ロッキー!(※と呼び止めて、グータッチを求める)」
ロッキー「ノー! ノー! こうだ、こう!(※と3Kサインを作る)」
引用:新日本プロレス

 

 

9.17広島
SHO「ロッキー、なんて(言ってたの)?」
YOH「全然わからない」
SHO「英語、勉強しとけばよかったな」
引用:新日本プロレス

 

 

ロッキーの言葉を理解していない様子です。

今までこんな事無かったと思います。

 

 

ここからは格好良く言えば考察、まあ私の妄想です。

 

今回のお家騒動の背景には、棚橋の存在があります。

 

9.11四日市
棚橋「ふと思ったんですけど、もちろん(IWGP挑戦)権利証を懸けての闘いですよ。権利証を懸けての闘い、リスクはデカいじゃないですか。オカダもなんか懸けろよ。オカダは……YOSHI-HASHI懸けろよ

引用:新日本プロレス

 

この事からYOSHI-HASHIが本隊に合流すると考えるのが普通ですが、私はこう考えます。

 

オカダ・カズチカのCHAOS追放

 

仮に権利書争奪戦に敗れる、そしてこのお家騒動の責任を追及するのはもちろん「ジェイ・ホワイト」です。

 

度々CHAOSは俺の物とアピールするジェイ。

もちろんリーダーの座を狙っていると考えられ、このチャンスを逃すはずはありません。

 

ただオカダを追放してもただでは済みません。

好き勝手動くジェイにかつてクギを刺した者も。

 

1.27札幌
石井「CHAOSに新しく入った若造(ジェイ)にな(言っておく)。俺によ、意見すんじゃねえ、この野郎
引用:新日本プロレス

 

 

そしてオカダ追放となれば、追随して辞めるメンバーもあり得ます。

SHO・YOHがその布石としての動きなのでしょうか。

 

9.17広島
SHO「ただいま戻りました。ROPPONGI 3K、3人が。まあ今シリーズ、タイトルマッチ、そういうのないけど、ちゃんとね、ちゃ~んと一戦一戦、NEXT、つながってるから
引用:新日本プロレス

 

繋がっているというのは、タイトルマッチなのか?それとも・・・

 

オカダ追放、そして本隊合流となれば、棚橋・オカダというゴールデンラヴァーズにも劣らぬスペシャルなタッグも期待出来ます!

 

長年ライバルだった者同士が仲間になる、少年漫画では王道パターンですが胸熱です。

 

幾多もの可能性を秘めるCHAOSの"物語"、今後の動きに注目です!